乳がん検診

死亡率低下を目指した女性の乳がん検診

乳がんは無症状のうちに早期発見できれば治癒率が向上することが知られています。これらのがんを早期発見するために、各自治体で住民健診としてがん検診が行われています。女性のがんでは乳がんと子宮頸がんが対象です。この2つのがんは、検診を受けることで早期発見につながり死亡率が減少することが証明されています。

乳がん検診 40歳以上でマンモグラフィ撮影

乳がん検診は、40歳以上で、2年に1回のマンモグラフィ撮影が推奨されています。乳房を機械で挟みX線撮影を行います。小さな腫瘍を検出でき、早期乳がんの発見に有効な反面、乳腺が多い高濃度乳房の人は検出されにくいこともあります。最近は、自己触診で乳房を意識する習慣(ブレスト・アウェアネス)を推奨しています。また検診以外では超音波検査を追加すると乳がん検出率が上がることが証明されています。

早期発見して早期治療へ

乳がん検診・子宮頚がん検診の日本での受診率は国民生活基礎調査によると約40-50%で欧米先進国の70-80%に比べて低い状況です。対象年齢になったら積極的に検診を受けて早期発見・早期治療につなげましょう。

*当院は子宮頸がん検診は実施していません。


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