2023年12月より、早期乳がんに対する
ラジオ波焼灼療法（RFA）が保険適用となりました。
保険認可を得た日本独自の治療法です。
以下は、日本乳癌学会のガイドラインに基づく
RFAの適応条件です。
■ 腫瘍の大きさ：1.5cm以下
・MRIや超音波検査で確認された単発の腫瘍
■ 腫瘍の種類：通常型の原発性乳管癌
・特定の乳がんタイプに限定されます
■ リンパ節転移がないこと
・腋窩リンパ節や遠隔転移が認められない場合(Health tech for the digital age)
■ 皮膚への浸潤や変化がないこと
・皮膚のひきつれや浸潤がない状態(神戸大学医学部)
■ 術前治療歴がないこと
・化学療法、ホルモン療法、放射線治療の未実施(神戸大学医学部)
■ 術後の放射線治療が可能であること
・RFA後に放射線治療を受けられる状態
■ 全身麻酔および手術が可能な健康状態であること
・全身麻酔に耐えられる体調であること
RFAは、切らずに腫瘍を焼灼する治療法であり、
整容性や生活の質を重視する患者にとって
新たな選択肢となります。
ただし、適応には厳格な基準があり、
専門医の判断が必要です。
詳細は、乳腺外科専門医や
認定施設にご相談ください。
👉 最新の治療法は日々進化しています。
信頼できる情報を基に選びましょう。
※本情報は、神戸大学附属病院乳腺内分泌外科の
診療内容を参考にしています。(神戸大学医学部)
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